仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」が3月8日、10歳の誕生日を迎えた。

ファンから温かい言葉で迎えられたむすび丸

　「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」のシンボルマークとして2007年に一般公募で誕生したむすび丸。宮城の豊かな食と文化を「おにぎり」で表し、伊達政宗公の三日月の前立てを付けて擬人化したキャラクターで、2013年9月には「仙台・宮城の知名度・認知度の向上に多大に貢献した」として仙台・宮城観光PR担当課長に「昇進」した。

　むすび丸の誕生10年を記念して、仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会事務局では特別展示を企画。宮城県庁1階ロビー（3月10日～17日）と仙台市営地下鉄東西線国際センター駅2階「青葉の風テラス」（8日～15日）に「むすび丸誕生10年記念コーナー」を設け、10年の歩みを紹介するパネルやご当地キャラ仲間からのメッセージを展示する。「僕が主役の初めてのイベントなので、みんな見に来てね」とむすび丸。

　10日12時30分～12時40分には、宮城県庁1階ロビーで村井嘉浩宮城県知事や「奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊」が参加して「むすび丸誕生10年記念式典」を行う。13日～17日には、同ロビーでむすび丸が来場者をもてなす（毎日10時～、約30分）。

　誕生日当日、むすび丸は青葉の風テラスを訪れ、ファンから「誕生日おめでとう」と温かい言葉で迎えられた。「みんなたくさんのお祝いメッセージありがとう。すてきな誕生日を迎えることができ、とてもうれしいです」と感激した様子のむすび丸。「これからも仙台・宮城へ来てくれたみんなが笑顔になるよう頑張ります」と意気込みを新たにする。