仙台フォーラス(仙台市青葉区一番町3)地下1階にライフスタイル提案型ブックストア「TODAY's LIFE 仙台」(TEL 022-212-6061)がオープンして1カ月がたった。
未来屋書店(千葉県千葉市)が新業態として昨年12月16日に開いた同店。リーディングスタイル(東京都千代田区)が東京・丸の内で展開する本・雑貨・カフェの複合型ストア「マルノウチリーディングスタイル」がプロデュースする。
メインターゲットは20~30代の女性。未来屋書店担当者は「マルノウチリーディングスタイルのエッセンスと未来屋書店のノウハウを組み合わせた独自の切り口やテーマ、仙台『初』『発』にこだわった品ぞろえと組み合わせで、日々の暮らしに身近な本との関わり方を提案する」と話す。
店舗面積は約62坪。白を基調にした店内には、雑貨・文具約3000点、書籍・雑誌約1万点を取りそろえる。一般的な書店にあるジャンル別や定番、フェア展開用などの棚は設けず、毎月異なる切り口やテーマと品ぞろえ、販売手法で「新しい棚」を展開。店内のレイアウトも棚の配置によって変化するのが特徴。
現在は、「暮らしに、こだわる。」「植物と一緒に暮らしたい。」「猫になりたい。」「おうちでぬくぬくお酒を呑(の)む幸せ。」などの棚を展開。365日それぞれの誕生日の作家の文庫をオリジナルパッケージでカバーした「バースデイ文庫」、薬の処方箋のように「症状別に効く」小説を90点セレクトした「ビブリオセラピー」なども。
オープンから1カ月がたち、「20~30代を中心に、学生さんから年配の方まで幅広く利用いただいている」と同店の原島美樹店長。自分用だけでなくプレゼント目的の購入も想定し、「雑貨と本を組み合わせていただくのもお勧め。例えば紅茶が好きな人には茶葉とカップ、紅茶に関する本を組み合わせるなど、テーマを持ってカスタマイズを楽しんでいただければ」と呼び掛ける。
営業時間は10時~20時30分。