仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で11月8日・9日、仙台圏域14市町村の鍋料理を一堂に集めた秋の恒例イベント「仙臺(せんだい)鍋まつり」が開かれる。
仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会仙台地域部会が地域食材のPRと消費拡大、各地域への誘客を目的に2007年から毎年開き、今年で10回目。仙台圏域の14市町村が、それぞれの地域の特産品を生かした名物鍋や創作鍋を販売する。
2013年からは、一番人気の鍋を決める「仙臺鍋グランプリ」も実施。昨年はグランプリに名取市「名取せり鍋」、準グランプリに富谷市「十三夜(とうみや)吟醸鍋」と大和町「七ツ森舞茸 鹿狩り鍋」が選ばれた。
今年のラインアップは以下の通り。富谷市「十三夜(とうみや)吟醸鍋」、塩竈市「藻塩入り 塩竈汁」、大衡村「キムチ鍋」(以上100円)、名取市「名取せり鍋」、大和町「七ツ森舞茸 鹿狩り鍋」、仙台市「仙台 いも煮」、亘理町「サケのアラ汁」、山元町「肉巻りんご鍋」、松島町「かき鍋(しょうゆ味)」、七ヶ浜町「ボッケ鍋」、利府町「かき鍋(みそ味)」、大郷町「塩こうじ鍋」(以上200円)、多賀城市「多賀城やかもち鍋」、岩沼市「岩沼カレー豆乳鍋」(以上250円)。2日間で延べ1万5000杯の販売を予定する。
会場では併せて、「塩釜おでん」(1杯200円)と「かまぼこ詰め合わせ」(500円)を販売する「おでんまつり」と、農産物販売会「仙台市エコファーマーフェア」も実施。おにぎり、かきご飯、はらこめしなども販売する。
同イベント担当者は「今年も仙台地域各市町村の自慢の鍋を用意してお待ちしている。いろいろな鍋を食べ比べてお気に入りの鍋を探していただき、次は地元へ足を運んでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~14時(売り切れ次第終了)。