宮城・山形・福島のカフェや専門店などで「コーヒーの日」の10月1日、コーヒー飲み歩き企画「October Coffee Action episode.2」が始まった。
同3県のコーヒーロースターやカフェ、「コーヒーを愛するサポーター」で構成される「Coffee Fellows(コーヒーフェローズ)」が企画し、3回目を迎える同イベント。1カ月間、焙煎(ばいせん)士の個性が感じられるコーヒーの飲み歩きを楽しむもので、全店共通のコーヒーを異なる焙煎士と焙煎機、抽出方法で提供するのが特徴。前回は18店舗が参加し、延べ2000杯のコーヒーを提供。今回はさらに規模を拡大し、25店舗(宮城15・山形4・福島6)が参加する。
今回使う豆は「ニカラグア サンホセ ジャバニカ」。「華やかな香りと長い甘い余韻が特徴で、浅いりから深いりまでどの焙煎度でも楽しめる豆」と同団体広報の高橋周平さん。8月に実施したコンペでロースター5店が提供した5種類をカッピングし、「飲み比べしてみたい豆」という基準で決定した。基本的にはホットでの提供となるが、一部スイーツで提供する店も。価格は1杯500円~700円。
宮城県内の参加店舗は以下の通り。「ensoleillé」(仙台市泉区館4)、「Moi Coffee」(南光台南3)、「FLAT WHITE COFFEE FACTORY」泉店(高森6)、同ダウンタウン店(青葉区国分町1)、「KURIYA COFFEE ROASTERS」(二日町)、「KURIYA COFFEE ROASTERS」(同)、「SENDAI COFFEE STAND」(国分町1)、「room」(春日町)、「cafe maru」(若林区河原町1)、「ほの香」(太白区富沢南1)、「中学生焙煎士リアンロースター」(富沢字鍛冶屋敷)、「フリゴレス」(柴田町)、同名取店(名取市)、「cafe食堂Laugh」(同)、「スペシャルティコーヒー cafe fua」(蔵王町)、「台灣喫茶 慢瑤茶」(同)。
「参加したい、注目しているという声は回を重ねるごとに増えている。リピーターも多く毎回楽しみにしていただいているようで、ファンが増えているのを実感している」と高橋さん。期間中、3店舗のスタンプを集めた参加者には「Coffee Fellowsオリジナル缶バッジ」を進呈。「一緒に東北のコーヒーシーンを熱く盛り上げてもらえれば」と、参加者にはSNSハッシュタグ「#コーヒーフェローズ」での投稿を呼び掛ける。
今月31日まで(完売次第終了)。