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仙台・藤崎で「こどものとも」60周年展 歴代掲載作展示、絵本400冊も

今年出版される「こどものとも」絵本原画展示コーナー

今年出版される「こどものとも」絵本原画展示コーナー

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 仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階催事場で現在、「福音館書店『こどものとも』創刊60周年記念 絵本とおともだち みんなに、大きなありがとう!」が開かれている。

絵本400冊を用意する読書スペース

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 「こどものとも」は福音館書店(東京都文京区)が1956(昭和31)年4月に創刊し、今年で60周年を迎える月刊絵本。これまで、「ぐりとぐら」「しょうぼうじどうしゃじぷた」「ばばばあちゃん」「ぞうくんのさんぽ」「そらまめくん」など、720を超える作品を子どもたちに届けてきた。

 同展は、林明子さん、筒井頼子さん、田中清代さん、なかのひろたかさん、加古里子さんなど同書の絵本作家20人が読者への感謝の気持ちを込めて描き下ろした「みんなにおおきなありがとうギャラリー」、5人の絵本作家・作者のプロフィルやアトリエ風景・愛用の道具を紹介する「こどものとも絵本の礎ギャラリー」など9つのコーナーで構成する。

 「冒険」や「猫」など6つのジャンルに分けて絵本を紹介する「あんな こんな『こどものとも』発見」、今年出版される絵本原画を展示する「『こどものとも』原画展示」、400冊の絵本を用意した「読書スペース」、「ぐりとぐら」「マトリョーシカちゃん」の衣装を着て記念撮影できる「なりきり写真館」、「ぐるんぱのようちえん」「だるまちゃんとかみなりちゃん」の世界に入り込んだような写真が撮れる「絵本のびっくりアート」なども。

 「お子さま連れをはじめ、幼稚園や小学校などの先生方や、ご年配のお客さまも多く見られる」と同展担当者。「子どものころの記憶や子どもに読み聞かせをしたころなど、皆さまの思い出に残っている絵本が勢ぞろいしている。読書コーナーもあるので、ゆっくりと思い出話に花を咲かせていただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~19時30分(最終日は16時閉場。入場は30分前まで)。入場料は500円、高校生以下無料。8月9日まで。

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