宮城県大崎地域の観光を「バーチャル体験」できる旅行サイト「アイラブオオサキ」が6月23日、オープンした。
「エンターテインメントで地方創生」を掲げるタイトー(東京都新宿区)が運営する同サイト。昨年10月には、大崎市鳴子温泉の山荘を使ったリアル謎解きゲーム「鬼首の夜(オニコウベのよる)」を展開し、定員を大きく上回る参加者を集めた。それをきっかけに今年3月、大崎地域(宮城県北部地方振興事務所、大崎市、色麻町、加美町、涌谷町、美里町)と「大崎地域の観光振興を目的とする相互連携に関する協定」を締結し、同地域の交流人口増加と活性化を目指した取り組みを進めている。
同サイトは、「美しい自然や街並みの映像・画像を通して大崎地域の魅力をPRすることで、宮城県大崎地域のファンをつくり、来訪者の増加につなげていくこと」を目的に作られた。各市町の四季折々の見どころを、360度のバーチャルリアリティー(VR)映像や、動画・画像で紹介。現在、大崎市の鳴子峡や加護坊山、色麻町の愛宕山公園、涌谷町の箟峯寺(こんぽうじ)を公開している。今後も新たな映像や画像を追加する予定。