仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」の元に今年も、全国のファンからたくさんのバレンタインチョコが届いた。
県内をはじめ全国の128人(2月15日現在)からチョコレートを受け取ったむすび丸は「たくさんのプレゼントをありがとうございます。とっても幸せな気持ちになりました」と満面の笑み。今年はサンマやアジなど魚型のチョコが多く、子どもたちに届けることを前提にパッケージだけ特別にしたものや、むすび丸の自作ぬいぐるみを付けた人も多かったという。
今年も食べきれないチョコレートは県内の子どもたちに届ける予定で、「宮城のお友達にも幸せをお裾分けしてみんなで幸せになりたいと思います」とむすび丸。送ってくれた人には例年通り、ホワイトデーに「ちょっとしたお返しをする」予定だ。
「全国ご当地キャラクター年賀はがき 2016」では群馬県の「ぐんまちゃん」や浜松市の「出世大名家康くん」を抑えて注文ランキング1位を獲得した。売り上げ枚数は非公開だが、全体の約1割を占めたという。県の担当者によると「応援してくれる人たちが、リツイートなどでこの年賀状を広めてくれたことが大きかった」という。
「皆さんのおかげで、たくさんの人たちに宮城から年始のごあいさつを送ることができました」とむすび丸。「これをきっかけに、仙台・宮城に興味を持ったり、足を運んだりしてくれる人が増えるとうれしいです」と期待を寄せる。