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仙台のペットボトル入り水道水、市販開始 良質な水で街の魅力PR

水道水を「ごくり」と味わい、仙台の「きらり」と光る魅力を感じてほしいとの思いから名付けられた

水道水を「ごくり」と味わい、仙台の「きらり」と光る魅力を感じてほしいとの思いから名付けられた

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 仙台市水道局が販売しているペットボトル入り水道水「ごくり◇きらり せんだい」が順調な売れ行きを見せている。

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 同局では水道水のおいしさのPRと震災経験を踏まえた水の備蓄啓発などを目的に2014年3月、ペットボトル入り水道水を製造。3万本を用意し、青葉区の水道記念館をはじめ市の防災訓練や各種会議などで配布してきた。今年3月には、仙台で開催された国連防災世界会議に合わせてデザインを一新し同会議参加者へ配布。「海外の方からの評判が良かった」ことや、市民から販売を望む寄せられていたことから、市販用として同商品を生産し10月30日に販売を始めた。

 内容量は490ミリリットル。青葉区芋沢の中原浄水場で採取した水を加熱処理して使う。仙台を身近に感じてもらおうと、ラベルには騎馬姿の伊達政宗公を正面に、仙台七夕の吹流しを側面にデザイン。背景にあしらった満天の星には、「震災の際に停電で明かりが消えた時に見えた満天の星空を、『震災を忘れないよ』との思いを込めてデザインした」という。

 土産需要やコンベンション、各種会合などでの活用を想定し、年間2~3万本の販売を目指す。同局担当者は「仙台の水道水のおいしさや良質さは街の魅力でもある。(県外の方にも)仙台のことを思い浮かべながら賞味いただき、おいでいただくきっかけになれば」と話す。

 価格は110円前後。仙台国際センター、仙台市博物館、ローソン仙台市役所店、ローソン仙台勾当台公園前店、藤崎で販売する。

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