仙台経済新聞の今年上半期PV(ページビュー)ランキングは、今日オープンを迎えた「仙台うみの杜(もり)水族館」の概要を報じた記事が1位となった。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10本は以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 仙台うみの杜水族館、概要発表-年間パスポートは入場料2回分(2/3)
2. 仙台に立ち食い・量り売りステーキ店「いきなり!ステーキ」-東北初出店(2/17)
3. 「観光王国みやぎ旅行券」話題に 宿泊費最大5割引き、観光客誘致図る(5/9)
4. 「ガンプラEXPOジャパンツアー」開催へ-仙台パルコで5月下旬から(2/25)
5. 羽生結弦選手のフレーム切手、東北4県で発売へ-大会での名シーンなど(1/21)
6. 仙台うみの杜水族館、プレビュー付き年間パス販売再開へ 抽選で1000枚(6/11)
7. 仙台駅東口に熟成牛ステーキ専門店 40日間寝かせた肉を提供(4/28)
8. 仙台に食の複合施設「五橋横丁」 牛タン・串焼き・中華そばなど5店舗(4/16)
9. 仙台パルコに限定「やなかしっぽや」-猫のしっぽのようなスティックドーナツ(2/18)
10. イケア仙台でワンコイン食べ放題 カレー6種類などオリエンタル料理メーンに(5/27)
三陸の海を再現した巨大水槽「いのちきらめく うみ」をはじめ大小合わせ約100基の展示水槽と、イルカやアシカによるパフォーマンスを展開する約1000人収容の「うみの杜スタジアム」などを用意する同館。内覧会の様子は県内外のメディアで報道され大きな注目を集め、システムの不具合により一時中止されたプレビュー年間パス販売再開の記事も6位に入った。
同館広報の高倉亮祐さんは「オープン前から想像以上の反響を頂き、期待感の大きさを実感した。ご期待に応えていけるよう、進化し続けていきたいと思う」と話す。
本年度予算で国が取り組む地方創生事業の一環として各自治体がさまざまなキャンペーンを展開する中、宮城県の「観光王国みやぎ旅行券」も県外からの注目を集め3位に入った。東北全域から広く集客を見込む「うみの杜水族館」との相乗効果も期待される。
「ローカル・アベノミクス」で地方の観光や経済の振興が図られる一方で、その地域ならではの魅力が今後問われていく。仙台経済新聞では今後も地域の小さな動向をつぶさに観察して発信し、全国に話題を届けていきたい。