在仙デザイナーの「へこみに座る本棚」-銀座ハンズで展示

「ハンズブックス」のオープニングイベントで展示された浜田さんの作品「happy birChday」。座っているのは浜田さん本人

「ハンズブックス」のオープニングイベントで展示された浜田さんの作品「happy birChday」。座っているのは浜田さん本人

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 東京・銀座の「東急ハンズ 銀座店」に3月1日オープンした「HANDS BOOKS(ハンズブックス)」のオープニングイベントに、仙台在住のクリエーティブデザイナー/建築家・浜田真輔さんの作品が展示されている。

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 浜田さんは1978年、岡山県出身。家具、プロダクト、照明、サインなど幅広い分野の作品を手掛け、「『Tokushima』木製家具デザインコンペ」優秀賞、「リフォーム&リニューアル設計アイデアコンテスト」環境賞など、多くの受賞経歴をもつ。2007年にはイタリア・ミラノで開催される国際的な家具の見本市「ミラノサローネサテリテ」に出展。同展で作品を見た担当者から、今回の展示の依頼があったという。

 イベントに展示された作品は、パーチ材を使ったユニークな家具「happy birChday」。「リラックスポッド」「読書ポッド」「飲食ポッド」の3つのユニットで構成され、水平に置かれた板のへこみに座ることができるのが特徴。各ユニットには、「寝る」「読む」「飲む」といった機能があり、それに応じた小物が収納できるようになっている。

 浜田さんの作品のコンセプトは「物語的風景をつくる」。「人が家具を使うことで初めて風景が完成し、自然と自分の空間が生まれていく。『happy birChday』は、家具がまるで『なかにハマってごらん』と語りかけているような、感情表現をもったデザインになっている」と浜田さん。

 実際の展示を見た浜田さんは「新しい書店のあり方を提案しているハンズブックスに、新しい本棚の提案が出来たと思う。さまざまな世代の方々にハマっていただき、『素材そのものを体で感じ、木の香りに包まれる』ことを体感していただけてうれしかった」と話す。

 展示は4月20日まで。

「銀座ハンズ」に新コンセプトのブックショップ-15カテゴリーに分類(銀座経済新聞)ちっく(浜田真輔さんホームページ)-logue(浜田真輔さんインタビュー)ハンズウェブ

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