JR東日本仙台支社が3月26日、JR長町駅(仙台市太白区長町5)の北側高架下に駅直結の地域密着型商業施設を建設すると発表した。
2015年度冬の開業を予定する同施設。同社では開発に当たり、「駅西側の既存商店街と駅東側のあすと長町エリアをつなぎ、回遊性の向上による街のにぎわいづくりを図るとともに、利便性の高い店舗づくりを行うことにより、長町地区全体の魅力を高めていく」としている。
地上1階建てで、敷地面積=約4300平方メートル、建物延べ床面積=約3000平方メートル。高架下約140メートルのエリアに、鮮魚、精肉、青果、総菜、スイーツ、ベーカリー、飲食などの約20店舗が軒を連ねる予定で、JR東日本東北総合サービス(青葉区中央1)が運営を手掛ける。商業施設北側には、利用客用の駐車場や駐輪場も整備する。
急速に再開発が進み、商業施設も増加する同エリア。近隣に住む30代女性は「長町に住んで10年以上たつが、どんどん景色が変わって便利になっている。また新たな商業施設ができるのはうれしいが、古くからある商店街にもいい影響があれば」と相乗効果を期待する。