仙台・南町通にあるギャラリー「くろすろーど」(仙台市青葉区一番町1、TEL 022-265-1487)で現在、企画展「楽しい珈琲(コーヒー)の時間のために…」が行われている。
「手作りの作家に出会う機会をつくりたい」(同ギャラリーオーナーの黒須敦子さん)と企画された同展は2013年に初めて開かれ、今回が3回目。「コーヒーという身近なテーマにすることで、気軽な所から作家作品に親しんでもらいたいと考えた」という。
県内在住の陶芸・木工・布もの作家、計8人が参加。陶芸=工藤修二さん・黒本雅志さん・加藤晋さん・遠藤寿哉さん・小鯖美保子さん・椋尾立子さん、木工=高橋研二さん、布もの=千葉由香さん。
マグカップ(2,000円台~)、ソーサー(1,000円台~)、サーバー(3,000円台~)、ドリッパー(3,000円台~)をはじめ、ミルクピッチャー、シュガーポット、フィルター入れ、豆皿、コースター、カトラリーなど、コーヒーにちなんだ作品を展示・販売する。コーヒー豆や焼き菓子、パン・ジャムも販売するほか、コーヒーの試飲も用意する。「器だけだと敷居が高いイメージなので、お菓子やコーヒー豆も用意している。ギャラリー×お店屋さんという雰囲気なので、気軽に足を運んでもらえれば」
コーヒー好きや焼き物愛好家など20~60代の幅広い層が来場し、にぎわいを見せている。「コーヒーを楽しむ時間というのは、リラックスしたり、雰囲気を楽しんだりする時間でもあると思う」と黒須さん。「お気に入りのマグカップやソーサーを見つけてもらって、自分のためのコーヒータイムをより充実したものにしてもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。2月10日まで。