仙台でウェブ制作などを手掛けるTeamSanta(仙台市宮城野区榴岡4)が1月13日、ICカード乗車券「icsca(イクスカ)」専用の着せ替えステッカー「kirca(キルカ)」と「mitana(ミタナ)」の販売を始めた。
仙台市交通局が昨年12月から地下鉄南北線に導入した非接触型ICカード「イクスカ」。2015年度に地下鉄東西線と路線バスでもサービスを開始し、2016年春には仙台suicaエリアでの利用も可能となる。販売開始から1カ月で約5万枚を売り上げた。
そのデザインが1種類(限定版含め2種類)しかないことに着目した同社。「任天堂の『ニンテンドー3DS』やAppleの『iWatch』など、着せ替えることによってオリジナリティーを出すことが流行になっている」ことから、ニーズがあると考え同商品を企画した。
イクスカの券面にある、水玉模様とスズメのキャラクターのデザインを生かすことを重要視。スズメのモチーフを生かした着せ替えステッカーを制作。券面に貼り付けることで、デザインが完成する。
「かわいく着せ替えて皆に自慢したくなる」キルカと、「扉を開けて見てしまった、シュールで独特な空気感が笑いを誘う」ミタナの2タイプ、各5種類のデザインを用意する。キルカ=「工事中」「赤ずきんさん」「ハスラー」「宇宙飛行士」「僕の夏休み」、ミタナ=「キャー!mitanaさんのエッチー!」「鶴『決して覗かないでくださいね...』」「現実」「『ただいま~』ガチャ!」「きっと来る~♪」。
「イクスカをよりたくさんの人に使っていただけるよう、子どもから大人まで楽しめるようなデザインを心掛けた」と同社担当者。同商品を利用することで、「通勤・通学時の日常の一場面を楽しんでもらえれば」と話す。
価格は各540円。ウェブサイトのほか、「ブックセンター湘南」幸町店・黒松店で取り扱う。