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仙台のハンバーグ店「ハチ」が移転-利用シーン見据えビストロ業態に

宮城県庁裏にオープンした「ビストロ ハチ」店内。移転に合わせ、ハンバーグレストランからビストロに業態変更した

宮城県庁裏にオープンした「ビストロ ハチ」店内。移転に合わせ、ハンバーグレストランからビストロに業態変更した

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 宮城県庁裏に10月3日、「BISTRO HACHI(ビストロ ハチ)」仙台上杉店(仙台市青葉区上杉1、TEL 022-796-8598)がオープンした。経営はオールスパイス(青葉区立町2)。

名物クリームコロッケBISTRO風とビストロハンバーグ

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 創業35年のハンバーグレストラン「HACHI」。名取本店に続く2号店として2007年から青葉区立町で仙台店を7年間営業していたが、ビル側との賃借契約が延長できず9月26日に閉店。同所へ移転した。

 新店舗があるのは宮城県庁裏側の官公庁エリア。「立地面からもディナー利用客のニーズとしてアルコールも楽しむ要素が強い」と判断し、ビストロの要素を取り入れた。角田秀晴社長は「周辺には和食系、居酒屋系が目立つがビストロスタイルが少ないことも理由」と話す。

 店舗面積は18坪で、席数はカウンター・テーブル合わせて28席。25年間営業していた喫茶店の居抜き店舗で、レトロ感に年月の重みが加わり味のある内装をできる限り生かした。

 ランチタイムは、遅めのランチ需要やゆっくり食事をとりたい客の利用を考え、16時までと長めに設定。平日は、ハンバーグ(ご飯・みそ汁またはパン付き、815円~)を中心に、エビフライ(同907円)、カレー(694円~)など8種類。休日は、8種類のハンバーグ(950円~)とメンチカツ(950円)、海老フライ、チキンステーキ(以上980円)、サーロインステーキ(1,580円)を提供する。前菜3種盛り合わせとアルコール1杯が付いた「休日満喫セットB」(880円)なども。

 ディナータイムは、野菜たっぷりのトマトソースを添えた「名物クリームコロッケBISTRO風」(350円)、トマトソース・ジェノバベース・モッツァレラチーズを載せた「アテになる」ハンバーグ「ビストロハンバーグ」(1,000円)をはじめ、「ミケランジェロの海老グリル 彩り野菜添え」(890円)、「フォアグラと飴色玉ねぎの贅沢(ぜいたく)グラタン」(1,380円)などの洋食やビストロ料理を提供。ドリンクは、ビール・ハイボール・日本酒・焼酎・サワー・ワイン・カクテルなど70種類以上を用意する。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=2,500円。

 「移転によりご不便をおかけするお客さまもおり、急な移転で告知も不十分で申し訳ない」と話す角田社長。「昼は35年愛されてきたハンバーグでランチを、夜はビストロ料理を軽くつまみながら飲んでシメにハンバーグを楽しんでいただければ」と新店の利用を呼び掛ける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~16時、ディナー=17時~22時。

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