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仙台パルコに「コップのフチ子」舞い降りる-写真やジオラマの展示も

これまでの「コップのフチ子」シリーズを一挙に展示する「ジュースのフチ子」 ©タナカカツキ/KITAN CLUB

これまでの「コップのフチ子」シリーズを一挙に展示する「ジュースのフチ子」 ©タナカカツキ/KITAN CLUB

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 仙台パルコ(仙台市青葉区中央1、TEL 022-774-8000)4階・吹き抜けスペースで現在、「コップのフチ子 ジャパンツアー in 仙台」が開かれている。

「ラーメンのフチ子」に「アイスのフチ子」も

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 「コップのフチ子」は、玩具メーカーの奇譚(きたん)クラブ(東京都渋谷区)が漫画家・タナカカツキさんと共同開発したカプセルトイ。コップなどの縁に掛けて楽しむシチュエーションフィギュアで、2012年7月の発売開始以来、20~30代の女性を中心に幅広い層から親しまれている。現在ではカプセルトイのほかブラインドボックスやUFOキャッチャーでも展開し、シリーズ累計500万個を突破している。

 「コップのフチ子の世界観をそのまま詰め込んだ初の単独イベント」として、今年2月~3月に大阪で初めて開催された同イベント。好評を受けて仙台での追加開催が決まり、今後は松山・札幌・東京・京都・神戸・福岡を巡回する。

 会場ではカプセルトイ(200円、300円)のほか、Tシャツ、手拭い、グラス、マグカップ、ステッカー、ポストカード、ノート、クリアファイル、ポスター、カレンダーなど80種類以上の「フチ子グッズ」を販売。中でも、今月10日に販売を始めた立体フィギュア「コップのフチ子(温泉)」(525円)や、タナカカツキさん描き下ろし複製原画「ゲンガのフチ子」(各525円)などが人気だという。

 併せて「コップのフチ子写真展」も開催。昨年6月にパルコ出版から発売された「コップのフチ子 ポストカードブック」の掲載写真12点のほか、実際の撮影に使用された「ねんどジオラマ」も展示する。「イベントでしか見られないジオラマなので、この機会に楽しんでいただければ」と奇譚クラブ広報担当のしきせいたさん。

 連日、フチ子ファンの女性をはじめカップルや学生、年配客など幅広い層が来場し、にぎわいを見せている。フチ子生みの親のタナカカツキさんは「コップのフチに座らせたら、ぜひ、写真も撮ってみてほしい。より深い楽しみ、おかしみが、そこにある」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~21時。3月23日まで。

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