「杜の都・仙台」の象徴となっているケヤキ並木を光で彩る「SENDAI光のページェント」が12月12日夜、開幕した。同イベントは1986年に初めて開催され、今年で22回目。実行委員会を中心とする市民のボランティアによって運営される。
仙台市青葉区の定禅寺通で17時から行われた点灯セレモニーには、村井嘉浩県知事、梅原克彦仙台市長、歌手のさとう宗幸さんら8人が参加。17時30分の時報とともに、定禅寺通と青葉通のケヤキ197本に付けられた約60万個の電球が一斉に点灯し、沿道の観客からは歓声と拍手が上がった。
点灯は31日までの17時30分~23時(最終日は24時まで)。期間中は18時~20時の1時間おきに、約1分間消灯したあとに再点灯を行う「スターライト・ウインク」を実施。23日にはサンタクロース姿の市民約1千人によるパレード「サンタの森の物語」など、毎年恒例となっている関連イベントも多数開催され、期間中200万人以上の人出が見込まれる。
ページェントの開催に合わせて仙台市交通局では循環バス「るーぷる仙台・光のページェント号」を臨時運行。17時30分~20時(約20分間隔)の運行で、運賃は大人=200円、子ども=100円。