JR仙台駅2階中央改札口前コンコースで現在、毎年恒例の「新酒地酒と酒の肴（さかな）まつり」が開かれている。

宮城県産のウニやカキ、サバの加工品

　毎年同時期に実施されている同イベント。今年は「むとう屋」（松島町）、「山田酒店」（岩手県盛岡市）、「森」（福島県郡山市）、「山形酒類卸」（山形県寒河江市）が出店し、宮城・岩手・山形・福島の新酒・地酒約200種類を一堂に販売する。

　ラインアップは、宮城＝「浦霞」「乾坤一」「勝山」「金龍」「阿部勘」「日高見」「萩の鶴」、岩手＝「あさ開」「浜千鳥」「酔仙」「七福神」、山形＝「霞城寿」「出羽桜」「初孫」「男山」、福島＝「榮川」「花春」「奥の松」「末廣」など。中心価格帯は4合瓶（720ミリリットル）＝1,500円前後。梅酒・ゆず酒・ヨーグルト酒・卵酒・甘酒・ワイン・ウイスキーも用意する。

　水産加工品、ナッツ類、漬物、チーズなど「酒の肴」も販売。「いなご甘露煮」（450円）、「手作り しそ巻きみそ」（550円）、「刺し身わかめ」「トロわかめ」「紅鮭（ざけ）こうじ漬」（以上630円）、「かきの潮煮」（800円）、「ほや味噌（みそ）」（900円）、「金華さば炙（あぶ）りしめ鯖（さば）」（980円）、「ハタハタ寿し」（1,050円）、「金華さば味噌煮」（1,260円）など。

　日本酒ファンをはじめ、駅を利用する会社員や買い物客などでにぎわいを見せている。「会場をぐるりと一回りしていただければ、お気に入りがきっと見つかるはず」と同イベント担当者。

　開催時間は10時～20時（最終日は19時まで）。2月28日まで。