仙台駅2階中央改札前コンコースで1月16日、千葉県の観光・物産展「魅力いっぱい ギュッと千葉」が始まった。
同県が2006年から展開している「東北圏春季観光プロモーション」の一環として行われる同イベント。これまでパンフレット配布など観光PRのみ行っていたが、今回初めて物産展も併せて企画した。
「菜の花をイメージした」という黄色を基調にした会場内に、観光マップやイベントパンフレットなどを配布する観光展ブースと、農産物・水産加工品・菓子など約170商品を販売する物産展ブースを設ける。
物産展ブースでは、「のこぎり山バウムクーヘン」「完熟びわゼリー」「房総伊勢海老煎餅」「房州ひじき」「勝浦タンタンメンチップス」「さばカレー缶詰」「ぴーなっつ最中」などのご当地商品や、収穫量日本一を誇る落花生、ブランドイチゴ「ふさの香」、産出額日本一のサツマイモ、葉タマネギ、金美ニンジンなどの特産品をそろえる。
初日にはオープニングセレモニーが行われ、千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」、JR東日本千葉支社の「駅長犬」、勝浦市の「勝浦カッピー」、いすみ市の「いすみん」が来仙。仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」も応援に駆け付け、一緒に記念撮影に応じるなど来場者を楽しませていた。
千葉県商工労働部の観光担当者は「一足早く春が訪れる千葉の魅力をぜひ東北の多くの皆さんに知っていただきたい。千葉には農産物・水産物などおいしいものがたくさん。ぜひ千葉へ足をお運びいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~21時(最終日は19時まで)。18日まで。期間中は毎日、千葉の花・ストックを配布(各回先着100人)。17日10時には森田健作千葉県知事が来場し、「千葉の魅力を熱くPRする」という。