仙台・壱弐参(いろは)横丁のドライフルーツ専門店「まいど家」(仙台市青葉区一番町2、TEL022-796-5582)がオープンして2カ月が過ぎた。運営は、山形で電子機器部品の製造・販売を手掛けるサントテック(山形県寒河江市)。
自社で販売する食品乾燥機「ドライマスター」で作ったドライフルーツやドライベジタブルを山形県内のイベントで販売していた同社。評判が良かったことから、8月に初の常設店となる同店をオープンした。
山形県産無添加の果物や野菜で作ったオリジナル商品をメーンに、ドライフルーツ約30種類、ドライベジタブル約10種類を販売。ラインアップは、イチゴ・ブドウ・サクランボ・カキ・リンゴ・イチジク・ミカン・オレンジ・レモン・プルーン・キウイ・ドラゴンフルーツ・アンズ・サンザシ・トマト・ナスなど。
価格は100グラム500円~で、100グラム未満の量り売りにも対応。ほとんどの商品が試食できるほか、POPには美肌・便秘・貧血・高血圧・コレステロール・風邪予防などの期待される効能を記す。
美容や健康に気遣う30~40代の女性客を中心に支持を集め、菓子作りの材料や登山の非常食として購入する客も。「スイーツ男子」や妻への土産など、男性の利用も増えているという。
「天日干しと同じ仕組みで常温乾燥させるので、果実本来の色合いや風味が凝縮されて甘み・うま味が増し、栄養価もアップする。美容と健康にとてもいい食べ物」と店長の安孫子美枝子さん。「いろいろ試食していただいて、お気に入りのものを見つけてもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~19時。