仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)は10月15日、おせち料理の予約受け付けを始めた。
人気の高い老舗料亭や有名ホテル・レストランなど、過去最多の品ぞろえとなる65店舗130種類の商品を用意。価格は6,300円~15万7,500円で、2万円台~3万円台が中心。
主なラインアップは、かつお節専門店「にんべん」の和風二段重(1万5,750円)、ドイツ料理「銀座 ローマイヤ」の洋風二段重(2万1,000円)、京都の料亭「京の味処 うお寿」の和風二段重(3万1,500円)、中華料理店「聘珍樓」の中華一段重(3万7,800円)、旧伊達邸「鍾景閣」の「箪笥(たんす)おせち料理」(7万1,400円)など。
年々需要が高まっている「少人数用おせち」は、中国料理店「謝朋殿」の中華一段重(1万500円)、とんかつ専門店「まい泉」の和風一段重(1万2,000円)、日本料理「なだ万」の和風一段重(2万1,000円)など25種類を用意。「カップルや核家族の方だけでなく、来客用としてのおせちとして用意する方や、『いろいろな店の味を楽しみたい』と、違う店のおせちを組み合わせて購入する方も増えている」(同社広報担当者)という。
初日はオープン前から列ができ、受け付け会場は女性客でにぎわいを見せた。市内のホテル「仙台 勝山館」の和洋中二段重(3万4,650円)や和洋中三段重(6万3,000円)、塩竈のレストラン「シェヌー」の「洋風おせち」(3万6,750円)が開店10分で売り切れるなど、初日で完売した商品も。「数量限定のものあるので早めにお選びいただければ」と同担当者。
受け付けは12月22日まで(冷凍おせちは12月20日まで)。