仙台・八木山動物公園、スマトラトラの子どもの愛称募集-応募2000件突破

愛称を募集しているスマトラトラの子ども(1番、雄)。ガッチリ系のアゴと堂々とした性格が特徴

愛称を募集しているスマトラトラの子ども(1番、雄)。ガッチリ系のアゴと堂々とした性格が特徴

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 仙台市八木山動物公園(仙台市太白区八木山本町1、TEL 022-229-0631)は現在、スマトラトラの子どもの愛称を募集している。

やんちゃでいたずら好きな雄(2番)

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 インドネシアのスマトラ島に生息するスマトラトラ。野生での生息数が推定300~400頭と言われ、絶滅の危機にひんしている。体色は黄土色に黒いしま模様で、9つあるトラの亜種の中で最も体が小さく、他の亜種よりしまの量が多いのが特徴。

 同園では2002年からスマトラトラの飼育を開始。現在飼育されているケアヒ(雄・4歳)とバユ(雌・6歳)は、「復興のシンボル」として2011年4月と6月に来園した。

 今回愛称を募集しているのは、今年5月21日に誕生したケアヒとバユの子ども・4頭(雄2頭・雌2頭)。今月3日の一般公開開始から早くも人気を集め、愛らしい姿を一目見ようと連日多くの家族連れでにぎわいを見せている。「4頭の子どもたちを目的に来園する方も多く、真っ先に猛獣舎へ行く方もいる」と同園担当者。現在の公開時間は9時30分~11時30分。

 応募条件は、「4頭の愛称に関連性があるもの」「園の動物の愛称・名前と重複しないもの」「市民が親しみやすく、覚えやすいもの」「動物の名前としてふさわしいもの」。同園のホームページと猛獣舎(トラ展示場前)に子どもの顔や性格を掲載している。猛獣舎(トラ展示場前)にある応募用紙またはハガキで応募する。

 8月15日時点での応募数は約2000件。「現在の体重は6~8キログラム。目もしっかりと開き、少しおぼつかない足取りだが、子ども同士でじゃれあうまでになった」という。「すくすくと成長した愛くるしい子どもたちを直接見ていただき、子どもたちにふさわしい名前を付けてもらえれば」と応募を呼び掛ける。

 応募受け付けは今月25日まで。

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