日本郵便東北支社(仙台市青葉区一番町1)は3月8日、オリジナルフレーム切手「桜咲く せんだい 宮城の風景」を発売した。
「地元の方や県内外からの観光客に、仙台市・宮城県の震災復興をアピールすること」を目的に企画。仙台市内・周辺の名勝や観光地の風景と桜を題材にしたもので、図柄は「塩竈神社」「小松島公園」「七北田ダム」「青葉神社」「仙台市地下鉄富沢駅」「東照宮」「大倉ダム」「松島西行戻しの松公園」「亀岡八幡宮」「仙台の青空と桜」の10カ所。全て震災以降に撮影した写真を使っているのが特徴。
B5サイズの1シート(50円切手×10枚)で、価格は900円。販売部数は1000部を予定。仙台市、塩竈市、多賀城市、利府町、七ヶ浜町、松島町、大和町、大郷町、富谷町内の郵便局(163局)で販売する。
同日から、県内の桜の名所と宮城県観光キャンペーンキャラクター・むすび丸をデザインした絵入りはがき「みちのく宮城 桜めぐり」も販売。題材は「涌谷城跡の桜(涌谷町)」「日和山公園の桜(石巻市)」「塩竈桜(塩竈市)」「東照宮の桜(仙台市)」「白石川堤一目千本桜(大河原町・柴田町)」の5種類。1セット5枚で、価格は350円。販売部数は2万セットを予定。県内の郵便局で取り扱う。
気象情報会社ウェザーマップ(東京都港区)によると仙台の桜開花予想は4月9日で、満開は同14日を見込む。