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仙台の駅弁に新商品「大漁宝船弁当」-NREと石巻元気復興センターが開発

「みやぎ石巻大漁宝船弁当」。船の形をした折り箱に酢飯を敷き詰め石巻の水産加工品を盛り付けた

「みやぎ石巻大漁宝船弁当」。船の形をした折り箱に酢飯を敷き詰め石巻の水産加工品を盛り付けた

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 日本レストランエンタプライズ(NRE、本社=東京都港区)が販売している駅弁「みやぎ石巻大漁宝船弁当」が好調な売れ行きを見せている。

 4月から始まる「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」(以下、DC)に先駆け、3月1日から販売を始めた同商品。同社と石巻市内の被災企業復興を目的に設立された「石巻元気復興センター」が共同で開発した。センターに加盟する水産加工会社5社が、それぞれ「自慢」の食材を提供しているのが特徴。NRE仙台支社担当者は「地元への社会貢献と被災地支援を、駅弁を通して共同展開し、DCに併せて推進できたことが最大の収穫」と話す。

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 内容は、石巻産「穴子焼き」「金華さば酢〆」、宮城県産「炙(あぶ)りかき」、三陸産「つぶ貝煮」「花小えび」「いくら醤油(しょうゆ)漬け」など、「石巻エリアを中心とした海産素材を盛りだくさんに取り入れた」。ご飯は宮城県産「ひとめぼれ」の酢飯を使う。

 販売開始から1週間がたち、駅を利用する市民や観光客・出張の会社員などが買い求めている姿が目立つ。「駅弁は地域資源と観光資源を都市とつなぐ赤い糸としての可能性がある」と担当者。「宮城県の方はもとより、観光のお客さまに奮ってお召し上がりいただき、当地の魅力を感じていただければ」と購入を呼び掛ける。

 価格は1,100円。仙台駅構内の駅弁売り場10店舗と、東北新幹線車内(一部のやまびこ)、JR東京駅「駅弁屋 祭」で取り扱う。販売は6月30日までを予定。