仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会が、4月~6月に宮城県内で実施される「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」(以下、DC)に向けて「10万人のおもてなし大作戦」を展開する。
地域・産業・県民が一体となった「おもてなし意識」の醸成とDCの盛り上げを図るために企画。「DC期間中に仙台・宮城を訪れる観光客の方々に『仙台・宮城は旅をしていて心地良い』『また来てみよう』と感じてもらい、喜んでいただきたいと考えた」と仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会事務局担当者は話す。
取り組みの一環として「おもてなし缶バッジ」を製作。2月中旬から同協議会に加盟する県内外の市町村、観光関係者・民間企業・各種団体などを通して10万人に配布する。「銀行や会社、商店やコンビニなどの方々に着けていただき、観光客の方々へ笑顔でおもてなしを実践してもらいたい」
そのほか、「笑顔でおもてなし隊」も募集。お茶の無料提供、観光地での道案内、道の清掃活動などを行うもので、応募には同協議会会員の推薦が必要。現在はプロスポーツのボランティア団体、各観光協会、街歩きガイドなどがエントリーを予定している。同担当者は「DC終了後も継続的に実施できる自発的な取り組みになれば」と期待を寄せる。