仙台経済新聞の2012年年間PV(ページビュー)ランキングは、旧「ヨドバシカメラ仙台」に限定オープンした「仙台ドイツビアフェスト ~オクトーバーフェストウィークエンド~」が1位に輝いた。期間限定も含め、1位~10位をオープン記事が占める結果となった。
今年1月1日から12月27日までに配信したヘッドラインニュースの中で、PVの多かった記事上位10本は以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 仙台駅東口の旧ヨドバシカメラに限定ビアホール-独直輸入たる生提供(6/12)
2. 仙台・一番町に金沢カレー専門店-総重量3.5キロの「チャレンジカレー」も(1/31)
3. 仙台に1人カラオケ専門店「ワンカラ」地方初出店-会社員・OLターゲットに(6/1)
4. キリン、仙台にフローズンビールのコンセプトショップ-8月末まで限定(5/24)
5. 仙台駅に福島名物「凍天」専門店-南相馬の企業が再起の出店(2/20)
6. 仙台駅東口に大盛り定食店-山形在住のオーナー「雇用で支援を」(4/20)
7. 仙台駅前に東北初「H&M」オープン-ペデストリアンデッキに900人が列(11/3)
8. 仙台泉プレミアム・アウトレットに「フォーエバー21」出店へ-東北初(6/14)
9. 仙台・いろは横丁入口にみそラーメンとギョーザの店-昼夜で業態切り替え(2/1)
10. 「仙台カレー食堂」開店3カ月-インド料理店で修業した店主が念願かなえる(6/8)
中心市街地の再開発や大型商業施設の開業も落ち着いたことから、小規模な飲食店の記事が並んだのが特徴。東北初上陸のファストファッションブランド「H&M」「フォーエバー21」もランクインしたものの、個人経営の店が上回ったのも印象的だった。
交通機関や施設の復旧情報、復興支援に関する記事が上位にランクインしていた昨年の年間ランキングと比べると、仙台の街が平常の営みに戻っている様子がうかがえる。ユーザーの関心も復興への取り組みから身近な情報へと移り、落ち着きを取り戻した印象を受けた。
仙台経済新聞では来年も新規出店など街のにぎわいの様子を届ける一方、復興に向けた市民の小さな取り組みも紹介していきたい。