スウェーデン発のカジュアルファッションブランド「H&M」仙台さくら野店(仙台市青葉区中央1)が11月3日、仙台駅前にオープンした。
国内21店舗目、東北初出店となる同店。当日は朝からオープンを待ちわびた市民ら約900人が、仙台駅西口のペデストリアンデッキに行列を作った。20~30代の女性を中心に幅広い層が並び、家族連れの姿も目立った。
列の先頭に並んだ仙台市太白区の女子大学生は0時から待機。「限定のノベルティーが欲しくて並んだ。名古屋では開店前に1000人以上が並んだと聞いていたので、自分たちが一番乗りでびっくり」。東京・銀座店まで足を運んだこともあるといい、「(H&Mは)かっこよくて学生にも買いやすい価格が魅力。仙台駅前にできてうれしい。たびたび利用したい」と話した。
H&Mジャパンのクリスティン・エドマン社長と同店の前田奈保子店長によるテープカットで11時にグランドオープン。入店制限を掛けながら客を出迎えた。「予想をはるかに越えるお客さまに並んでいただき感謝、感動している。天気も晴れて心も晴れ晴れ」とエドマン社長。「お客さまの笑顔を見ていると元気になる。お買い物を楽しんでもらって、東北の皆さんにも元気になってもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~21時。