仙台市青葉区の錦町公園(仙台市青葉区本町2)で9月14日、秋恒例のビールイベント「仙台オクトーバーフェスト2012」が始まった。
「杜の都のビールまつり」をコンセプトに2006年から毎年開催し、今年で7回目を迎える同イベント。昨年は台風の影響で1日中止となったが、9日間で延べ8万9000人が来場。連日ビール愛好家らでにぎわった。
会場の中心部に1800人収容の大型メーンテントを設置。テント内にはドイツ「バイエルンドライ楽団」や地元のグループが演奏を行うステージを用意する。「ビールを飲みながら、ゆっくり落ち着いて会話を楽しみたい」という利用者の声を反映し、ゲート付近にも600人収容の「こかげテント席」を用意した。「テント内の内装にもこだわり、目でも楽しめるオクトーバーフェストを目指した」(同実行委員会広報担当者)。
ビールは「アルピルスバッハークロスターブロイ ヴァイツェン」(900円)、「ラーデベルガー ピルスナー」(800円)、「シェッファーホッファー グレープフルーツ」(800円)、「フランツィスカーナー へーフェ ヴァイスビア」(1,500円)、「ホフブロイ オクトーバーフェストビア」(1,500円)などドイツビールを中心に40種類。「いわて蔵ビール インディアペールエール」(1,000円)、「遠野麦酒ZUMONA アルト」(500円)、「田沢湖ビール ダークラガー」(600円)、「松島ビール ボック」(600円)、「仙南クラフトビール スタウト」(900円)など、東北の地ビールもそろえる。
フードは、定番ドイツ料理のソーセージ・ハム・プレッツェル・ザワークラウトのほか、カキ専門店「かきや NO KAKIYA」、スタンディングバル「オッジ・ドマーニ」、居酒屋「本町 おやじ・せがれ」など市内飲食店によるメニューも。
「ビールと料理、音楽による日本とドイツの交流や地産地消を通して仙台・東北を盛り上げていきたい」と同担当者。10日間で10万人の動員を目指す。
開催時間は16時~21時(土曜・日曜は11時~)。今月23日まで。