JR東日本は5月31日、東北6県の鉄道路線が3日間乗り降り自由となる特別企画乗車券「東北ローカル線パス」の販売を開始した。
金曜~日曜または土曜~月曜の連続する3日間(一部期間除く)、フリーエリア内の快速・普通列車の普通車自由席が乗り降り自由となる同商品。観光庁と東北6県などが展開しているキャンペーン「東北観光博」に併せ、利用期間を従来の季節限定ではなく来年3月末までに設定した。「より多くのお客さまに、ゆっくりとローカル線での東北の旅を楽しんでいただくとともに、東北各地の観光地が元気になるよう思いを込めた」と同社。
対象となるフリーエリアは、東北6県のJR東日本線のほか、IGRいわて銀河鉄道線、青い森鉄道線、三陸鉄道線、阿武隈急行線など10の鉄道会社線。東日本大震災の影響で一部利用できない区間もあるが、代行バス運転区間は同パスを利用できる。
運賃は、大人=6,000円、小児=3,000円。販売は来年1月26日まで。JR「みどりの窓口」「びゅうプラザ」、各旅行センターなどで取り扱う。