仙台城跡(仙台市青葉区川内)で5月20日、「南奥羽武将隊サミット」が開かれた。
仙台市中心部の「仙台・青葉まつり」に合わせて企画された同イベント。2010年に続く2回目の開催で、奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」から8人、白石戦国武将隊「奧州片倉組」から6人、山形おきたま「愛の武将隊」から5人、総勢19人の競演となった。
伊達武将隊の伊達政宗さんが「3武将隊皆で力を合わせて一致団結し、いざ出陣じゃ!」と雄たけびを上げてサミットが開幕。市民や県内外から駆け付けたファンら300人が見守る中、各武将隊のメンバーが交互に自己紹介や演舞、地域のPRを行った。
伊達政宗3人によるトークショー「政宗サミット」も実施。奧州片倉組の伊達政宗さんが「(乳母の)片倉喜多が伊達武将隊に入られたと聞いて、うちの(片倉)小十郎はじめ皆、戦々恐々としている」と話すと、伊達武将隊の伊達政宗さんが「今は大丈夫だが、そのうち本性を出して『政宗様!』と、ピシャリとされるかもしれん」と会場の笑いを誘った。
最後は3武将隊全員で記念撮影を行い、サミットは閉幕。伊達武将隊の伊達政宗さんは「こうして2年ぶりに皆で集まることができ、またこれから前へ進もうという誓いができた」と振り返り、「皆でこれからも協力し合って地域の良さを発信し、東北の輪をさらに広げて参るぞ」と意気込みを新たにした。