仙台市青葉区の勾当台公園で7月21日、同日14時からフルキャストスタジアム宮城で開催されるプロ野球「オールスターゲーム」のパブリックビューイングが行われる。
今年のオールスターゲーム第2戦は、1992年に仙台で行われて以来、15年ぶり2度目となる東北での開催。さらに、ルーキーの田中将大投手、両リーグ最多得票の山崎武司選手をはじめ、地元の楽天イーグルスからは7人が出場することで注目が集まる。先発予定の田中投手も、「出るからにはすべて三振を取るつもりで頑張りたい」と意気込みを見せる。
パブリックビューイングは、「プロ野球が根ざす仙台の街を盛り上げ、チケットが入らなかったファンに観戦機会を提供するため」(事務局)、楽天イーグルス・マイチーム協議会の主催で実施。会場では170インチの大型ビジョンで試合が放送されるほか、グッズ販売コーナーやビアガーデン、特産品コーナーなどを設置。試合開始前には元楽天イーグルスコーチの松本匡史さん、駒田徳広さんによるトークショーも行われる。
事務局では「地元の楽天選手が7人も選ばれており、大いに期待している試合。天候にもよるが、球場だけでなく勾当台公園にもぜひ多くの方に来ていただいて、楽しんでいただきたい」と話している。
入場は無料。時間は12時50分~17時、雨天中止。仙台管区気象台(20日17時発表)の予報によると、21日の天気は雨のち曇り。試合時間の降水確率は60%。