仙台駅前の商業ビル「イービーンズ」が営業再開-屋上庭園を新設

震災から8カ月と1週間ぶりに営業再開した「イービーンズ」。地下1階の「ハンジロー」は若い女性客などで早くもにぎわいを見せた

震災から8カ月と1週間ぶりに営業再開した「イービーンズ」。地下1階の「ハンジロー」は若い女性客などで早くもにぎわいを見せた

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 仙台駅前の商業ビル「イービーンズ」(仙台市青葉区中央4、TEL 022-715-5222)が11月18日、営業を再開した。運営はエンドーチェーン(同所)。

1階にはキリンやゾウも?

 東日本大震災の影響で営業休止し、改修工事を進めてきた同施設。1964(昭和39)年に建築された旧館の4~6階は解体。地下2階~地上3階は1972(昭和47)年に建築された新館(西側)と共に耐震補強を施した。現在までの総事業費は約8億円。改装後の延べ床面積は旧館・新館合わせ約2万5000平方メートルで、改修工事前から約3500平方メートル縮小した。

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 今回はプレオープンとして1・2階のファッションショップをのぞく各店舗で営業を再開。同施設の海野俊館長は「仙台で長年にわたり商売をさせていただき、たくさんの方に親しんでいただいていたので、この8カ月間は本当に悔しい気持ちでいっぱいだった」と振り返る。「ようやく再開の日を迎えられてほっとしているが、来年春のグランドオープンに向けてさらに頑張っていきたい」と意気込みも。

 主なテナントは、古着店「ドンドンダウン オン ウエンズデイ」、シルバーアクセサリー・革製品専門店「サード」、メンズ・レディスファッション「ハンジロー」、コーヒーショップ「ネルソンコーヒー」、ケーキ・カフェ「イタリアントマト カフェジュニア」、菓子専門店「okashi Box」など。

 3階と5~7階には「ジュンク堂書店」が出店。計1200坪の売り場内に約120万冊をそろえる。「他にないものが全てそろうような、品ぞろえにこだわった店作りを目指したい」と関谷俊弘店長。文具専門「丸善」、コミック専門「喜久屋書店 漫画館」も出店し、書籍・文具関係の床面積は「東北最大級」の約4700平方メートルとなる。

 4階屋上には緑地庭園「杜のガーデンテラス」を新設。約300坪の敷地に芝生や小川、オブジェ、大型デッキ、イベントステージ、ローズガーデンなどを配置。「市民の皆さまの憩いの空間としてご利用いただきたい。復興のシンボルにもなれば」と海野さん。

 営業時間は10時~20時。1・2階のファッション店舗は2012年春にオープン予定。

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