ポケモン(東京都港区)は2011年末、仙台駅前の複合商業施設「アエル」(仙台市青葉区中央1)3階に東北初のポケモンオフィシャルショップ「ポケモンセンタートウホク」を出店する。
ゲーム「ポケットモンスター」の中に登場する「ポケモンセンター」が現実の世界に存在するという仮想現実感を打ち出し、「ポケモンをより身近に感じていただくことができる」という同店。1998年4月、東京・日本橋に1号店となる「ポケモンセンタートウキョー」(現在は浜松町に移転)をオープン。現在まで、札幌・横浜・名古屋・大阪・福岡に展開し、全店舗合わせて年間400万人が利用する。
東北初出店の経緯について、同社広報担当者は「東日本大震災復興支援を行う中で、東北のお子さんにもっと笑顔になっていただけるよう出店を決意した」と話す。収益金の一部寄付や、被災地の子どもを招待するなどの支援活動も行っていくという。
店舗面積は福岡店と同規模の約80坪を予定。ゲームソフト・カードゲーム・ぬいぐるみ・文房具・雑貨などのポケモン関連商品2500種類以上を取りそろえるほか、ポケモンカードゲームやゲームソフトを使ったイベントの開催も検討している。
同店担当者は「遊びに行く前からドキドキと楽しめ、遊びに行った後も楽しい思い出が残る、そんな店を目指したい」と意気込む。