ライス宮城(登米市)が販売しているペットボトル入り無洗米「ようきな米」が、お土産や贈答品として人気を集めている。
「とぎ汁の排水を削減できて環境に優しい」(同社米・食味鑑定士の武山保春さん)という観点から無洗米を推奨し、販売する同社。「リサイクル可能なペットボトルがコンセプトに合う」ことから、昨年11月にペットボトル入り無洗米「ようきな米(ひとめぼれ)」を発売した。ネーミングは「『ボトル米』から『容器米』、『陽気な米』、『ようきな米』となった」(同)。
昨年12月からは「米つながり」で、宮城県観光PRキャラクター・むすび丸をラベルにあしらった商品も販売。今月1日にはむすび丸ラベルの「ようきな米(ササニシキ)」もラインアップに加わった。売れ行きは「好調」で、県内の観光施設等での土産品のほか、企業の贈答品やノベルティーグッズとしても採用されるなど、「好評」だという。
武山さんは「ペットボトルは気密性が高く衛生的なので、冷蔵庫に入れていただければ長期間の保存が可能。ふっくらとやわらかく、あっさりとして飽きないおいしさの『ササニシキ』と、粘りのあるおいしさの『ひとめぼれ』をぜひ味わっていただければ」と話す。
内容量は3合で、価格は各400円。販売場所は、登米市物産直売所(仙台市青葉区堤町1)、とよま観光物産センター・遠山の里(登米市)、東北道・菅生パーキングエリア(上り)。同社ホームページで通販も行い、セット商品も用意する。