「宮城・仙台アニメグランプリ」作品募集開始-復興部門、応援企画も

©宮城県/旭プロダクション ©石森プロ/街づくりまんぼう

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 宮城県と仙台市は8月24日、「宮城・仙台アニメーショングランプリ 2012」応募作品の募集を始めた。

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 クリエーター発掘や東北からのコンテンツ発信を目的に、2008年から開催されている同コンテスト。昨年は全国から70作品が寄せられた。

 4回目を迎える今年は「東日本大震災で被災された皆さまに笑顔と勇気を届けられるように」(同実行委員会事務局広報担当者)と、「復興応援」をテーマに掲げる。

 オリジナルのアニメーションを募集する「自由課題」では、通常の一般部門・学生部門に加え、復興部門を開設。震災復興を祈念した250(ふっこう)秒の作品を募集する。各部門ともCG・パペット・クレイ・ドローイングなど作品の手法は自由。受賞作品は商業作品化に向けて県と市がアニメーション関連事業者などとのマッチング支援を行う。

 また、津波で甚大な被害を受けた「石ノ森萬画館」(石巻市)への応援企画として、石巻のオリジナルヒーロー「シージェッター海斗」の応援イラストを募集。制作の手法や大きさなどは自由。受賞作品は石ノ森萬画館を運営する「街づくりまんぼう」に寄贈されるほか、応募者には抽選でシージェッター海斗のグッズを進呈する。

 応募締め切りは、自由課題=12月31日、応援イラスト=2012年1月31日。担当者は「作品を通して被災地に思いを届けたい皆さまからの作品をお待ちしている」と応募を呼び掛ける。

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