仙台城跡(仙台市青葉区川内)で8月7日、「東日本武将隊サミット」が行われた。
「武将隊の勇気と力、不屈の精神を集結させ、復興に向けて前に進んでいく力にすること」「各地域の交流人口拡大と連携の促進」などを目的に行われた同イベント。集まったのは奧州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」のほか、白石戦国武将隊「奧州片倉組」、山形おきたま「愛の武将隊」、越後上越「上杉おもてなし武将隊」、埼玉県行田市「忍城おもてなし甲冑(かっちゅう)隊」の5武将隊。総勢40人の競演となった。
開催4時間前から「歴女」や武将隊ファンが場所取りを始めるなど、会場には延べ約1000人が来場。「本日お越しの皆の衆、わしらの力と元気で共に盛り上がって参ろうぞ」と伊達武将隊の伊達政宗さんが鼓舞すると観客から大きな歓声が上がり、サミットが開幕した。各武将隊が口上や演舞、寸劇を行い、それぞれの地元をPR。途中で雷雨にも見舞われたが観客は熱心に見入り、最後は武将隊と観客全員による「伊達の戦勝3本締め」で幕を閉じた。
「各武将隊との交流をより一層深め、被災地含め東日本を力強く盛り上げていきたい」と伊達武将隊の伊達政宗さん。「ゆくゆくは西側の武将隊とも協力し、武将文化を全国に広めていければ」と意気込む。