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仙台の神社で恒例行事「ねこまつり」-「猫がつなぐ絆で復興支援を」

「さん、に、いち、ニャー」。昨年の「猫塚古墳ねこまつり」の様子

「さん、に、いち、ニャー」。昨年の「猫塚古墳ねこまつり」の様子

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 仙台市若林区の「少林(わかばやし)神社」(仙台市若林区南小泉1)境内と南小泉公会堂(同所)で7月24日、「猫塚古墳ねこまつり」が開かれる。

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 侍の妻を救って亡くなった猫の伝説と「猫塚神社」と呼ばれる祠(ほこら)が残る少林神社。同祭は「地元の伝説をたくさんの人に知ってもらい、猫にまつわるさまざまな催しを通して地域住民と楽しく触れ合ってほしい」と、2006年から開催。秋の行事として定着していたが、今年は東日本大震災の復興支援を目的に開催を早めた。

 大津波で甚大な被害を受けた仙台市内の授産施設「まどか荒浜」、石巻市の「アニマルクラブ石巻」、田代島とは猫を縁にした交流があり「ねこまつり」にも協力を受けていた。同実行委員会の菅原正和さんは「これまでは伝説の猫がいろいろな縁をつないできたが、今こそ猫でつながる絆づくりを発揮し、仲間たちに元気を与えたい」と意気込む。

 祭りは昼と夜の2部で構成。昼の部を本祭りとし、猫グッズのオークション、猫音頭・ダンス、クイズ大会、紙芝居、絵本読み聞かせ、「猫灯ろう」「猫石」作りのワークショップなどを実施。午後2時22分22秒には恒例となっているカウントダウン「ニャー」の唱和も。会場内には猫をモチーフとした菓子・小物・雑貨などの販売ブース、猫の里親探しブース、飲食屋台を用意。販売ブースの売り上げの一部とオークションの売り上げ全額を義援金に充てる。

 夜の部は宵祭りとしてナイトカフェをオープン。ワークショップで作った「猫灯ろう」で店内をライトアップし、飲食の提供やしの笛と津軽三味線の演奏、「にゃんこ THE MOVIE」の上映などを行う。

 開催時間は昼の部=12時~16時、夜の部=17時~20時。雨天決行。

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