7月11日からTBS・MBS系で放映が始まったアニメ「戦国BASARA弐(ツー)」が、今年8月6日~8日に開催される「仙台七夕まつり」とコラボレーションする。
宮城県ではデジタルコンテンツ産業振興の一環として、アニメなどのコンテンツを活用した観光・物産振興や地域おこしなどの取り組みに力を入れている。特に同作では県ゆかりの武将・伊達政宗や片倉小十郎が人気を集めることから、県内企業数社がビール・米・笹かまぼこ・うーめんなどのコラボ商品を展開。昨年の宮城県知事選挙では啓発ポスターにも起用された。
今回、アニメのキャラクターデザインを務める大久保徹さんが、七夕飾りをバックにした伊達政宗のイラストを描き下ろした。「仙台七夕の特徴である和紙風の伝統的な7つ飾りをうまく表現していただけてうれしい」と同祭協賛会事務局の担当者。「政宗公の時代の七夕飾りはくす玉などの付いていないシンプルなものだったが、そこはアニメということで見逃していただければ(笑)」とも。
イラストは、同祭期間中に販売されるあぶらとり紙やクリアファイルなどのグッズに使用する予定。同担当者は「コラボ商品を通じて若い世代の方々に仙台・宮城という街に関心を持っていただくきっかけになれば」と期待を寄せる。
9月に大崎市で開催される「政宗公まつり」、10月に白石市で開催される「鬼小十郎まつり」とのコラボも決定している。