仙台市がメール配信サービス-市政情報をリアルタイムで提供

仙台市メール配信サービス「市民センター講座・催し」情報のサンプル

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 仙台市は5月17日から、市政情報をメールで市民に配信する「仙台市メール配信サービス」を開始する。

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 同サービスは、防災・防犯、子育て、イベントなどの情報を、利用登録者のパソコンや携帯電話に配信するもの。2008年に策定された「ITアクションプラン」に基づき、「便利さを実感できる行政サービスの推進」を目的に実施。市では2006年から災害発生情報や避難情報、防災気象情報など災害に関する情報を知らせる「杜の都防災メール」を提供し、現在約8,000人が利用登録している。

 今回のサービスで配信する情報は、「防災アドバイス」「ごみ収集日のお知らせ」「子育て情報のお知らせ」「健康情報」「施設イベント」「市民センター講座・催し」「スポーツイベント」「公売情報」「交通局の企画乗車券・イベント情報」など22種類。市民からの意見や要望を踏まえ、今後追加していく予定。市広報担当者は「市政だよりは原稿の締め切りの都合で、直近になって決まったイベントや日時変更などをお知らせできない場合がある。そうした情報も、リアルタイムで市民の皆さまにお知らせできるようになる」と期待を寄せる。

 今月10日から利用者登録を開始。登録方法は、仙台市のホームページから「メール配信サービス」のバナーをクリックし、登録画面からメールアドレスとパスワードを登録。配信を希望する情報を選択する。携帯電話からは、専用メールアドレスへの空メール送信またはQRコードからも登録可能。登録・利用は無料だが、メール受信などにかかる通信料・パケット通信費は登録者負担となる。

 目標登録者数は2万人。奥山恵美子仙台市長は「市民の皆さまの日常生活における利便性の向上はもとより、文化活動・市民活動への積極的な参加などにも大いにご活用いただけるものと考えている。一人でも多くの方にご利用いただければ」と呼び掛ける。

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