仙台市青葉区のイタリアンダイニング「La Terra ITALIA(ラ テッラ イタリア)」(仙台市青葉区国分町3、TEL 022-738-8428)が、女性の間で静かな人気を集めている。
同店は、同所に以前あったレストランダイニングで働いていた工藤忍さんが昨年11月、仲間のスタッフとともに開業。店舗面積は約50坪で、れんがの壁が印象的な店内は前店舗の雰囲気を生かしながらもオレンジや赤を配色し、明るい雰囲気に仕上げた。店内各所には、オーナーの妻がスワロフスキーを使って装飾したワイングラスやボトルもディスプレー。
席数は60席。ホールのカウンター席、テーブル席のほか、店内奥にはソファの個室も用意。「イタリアンをカジュアルに楽しんでほしい。ホールはバールのように気軽に、個室はゆったりとしたいときにご利用いただければ」と工藤さん。
フードメニューは、アンティパスト・サラダ・ピザ・パスタ・ドルチェなど35種類。「色菜ピクルス」(400円)、「ハーブにつけ込んだホロホロ鶏のコンフィ」(980円)、「トリッパのトマト煮込み シエナ風」(700円)、「アマトリチャーナ」(780円)、「マルゲリータ」(1,080円)など。「酸っぱいレモンのサラダ アマルフィー風」「レモンと活ダコのビアンコ」(各780円)など、メイヤーレモンを使用したメニューにも力を入れる。「酸味が少なくほんのりとかんきつ系の香りがして、レモンが苦手な方にもおすすめ。今後はじわじわとメニューの幅を広げていきたい」。
ドリンクはワイン(ボトル=2,500~4,500円、グラス=600円)を中心に、ビール・カクテル・スパークリングワインなど約80種類。デザートは、エスプレッソとマスカルポーネチーズをたっぷりと使用した「ティラミス」(480円)が男女問わず「人気」だという。
客単価は3,000円で、ターゲットはピンポイントで「29歳の女性」。オープンから約2カ月がたち、ターゲット前後の女性客を中心に友人同士やカップルでの利用が多い。工藤さんは「今後も人とのつながりを大事にして、『飲・食・語る』の3つがワンセットの個性的な店づくりを目指したい」と意気込む。
営業時間は14時~翌5時。日曜定休(祝日の場合は翌日)。