「SENDAI光のページェント」開幕-60万個の電球がケヤキ彩る

12日に開幕した「SENDAI光のページェント」。市民らのカウントダウンとともに60万個の電球が一斉に点灯した

12日に開幕した「SENDAI光のページェント」。市民らのカウントダウンとともに60万個の電球が一斉に点灯した

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 24回目を迎えた仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」が12月12日に開幕し、191本のケヤキ並木が暖かな光に包まれた。

光の並木の下を歩く市民ら

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 今年は、定禅寺通(東二番丁通~市民会館前)と青葉通(仙台駅前~東二番丁通)に60万個の電球を設置。定禅寺通の晩翠通交差点から西公園前のエリアには、初めて発光ダイオード(LED)を採用した。「使用電力の制限、温暖化防止などに配慮して4年ほど前から検討し、今回ようやく実現にこぎつけた」と、同実行委員会委員長の瀬戸敏之さん。使用した20万個のLEDは同イベント用に日亜化学工業(徳島県阿南市)が製造した特注品で、「今まで使用してきた白熱球に近い色を再現している」という。

 12日にはせんだいメディアテーク前の緑道でオープニングセレモニーを開催。沿道に詰めかけた観衆が見守る中で、奥山恵美子仙台市長や村井嘉浩宮城県知事、県観光キャラクターのむすび丸らがスイッチを押すと電球が一斉に点灯し、市民らからは大きな歓声や拍手が起こった。

 瀬戸さんは「『光のページェント』は単なるイベントではなく、一つひとつの『光の葉』に、一人ひとりの夢や希望を輝かせる活動。皆さまとページェントのつながりを大きな輪にしていきたい」と話す。

 点灯時間は17時30分~23時(最終日は24時まで)。18時~20時の1時間おきに、約1分間消灯したあとに再点灯を行う「スターライト・ウインク」を実施する。今月31日まで。

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