仙台に和風創作居酒屋「なかぐろ」-日本酒と梅酒にこだわり

和風居酒屋「なかぐろ」カウンター席。店主「こだわり」の酒が並ぶ

和風居酒屋「なかぐろ」カウンター席。店主「こだわり」の酒が並ぶ

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 仙台市青葉区に和風居酒屋「なかぐろ」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-224-8828)がオープンして3カ月がたった。

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 店主の飯島英彦さんが5年にわたる修行の後、今年8月にオープンした同店。店名は飯島さんの家紋「大中黒」に由来する。輪の中に太い横線が引かれた家紋同様、「家族・親せきという縦のつながりだけでなく、お客さまや業者さん、生産者の方々との横のつながりを大切にしたい」と話す。

 店舗面積は14坪。「古民家をイメージした」という店内は、和テイストの壁紙や100年前の古木を使った落ち着いた雰囲気が特徴。客席は、カウンター7席、テーブル12席。「小さい店でしかできないこだわりを大切に、臨機応変に対応できる店にしたい」と飯島さん。

 フードメニューの中心は、和風をベースにした創作料理。主なメニューは、「庄内山伏豚のロースグリル」(1,208円)、「網焼き短角牛軽いたたき~葉わさび添え~」(1,313円)、「石巻産 森林鶏の竜田揚~薫り野菜と共に~」(871円)、「豆乳仕立ての濃厚茶碗蒸し~青寄せと蟹餡で~」(546円)、「軽く炙った季節野菜~和のバーニャカウダで~」(756円)、「やわらか穴子の和テリーヌ」(630円)など。

 ドリンクメニューは、ビール・日本酒・果実酒・ワイン・ウイスキー・焼酎などを用意。中でも日本酒と梅酒に力を入れ、「おいしさはもちろん、価格と味のバランスが良いものを選んでいる」という。ラインアップ例は、日本酒(90ミリリットル)=「黒龍 逸品」(420円)、「神亀 純米」(525円)、「初亀 吟醸」(525円)、梅酒=「大入り にごり梅酒」(546円)、「月ヶ瀬の梅酒」(735円)、「大黒さんの梅酒」(557円)。

 客単価は3,500円。客層は会社員・OLが多く、年齢層は30~60代と幅広い。飯島さんは「ゆっくりと落ち着いて食事と酒を楽しんでいただきたい。普段では食べられないものを、家とはまた違う雰囲気の中で味わっていただければ」と話す。

 営業時間は17時30分~翌1時。日曜定休。

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