仙台駅で恒例「駅弁まつり」-全国の名物駅弁56種類が一堂に

仙台駅で9日から開催されている「駅弁祭り」の様子。正午前に売り切れの人気弁当も

仙台駅で9日から開催されている「駅弁祭り」の様子。正午前に売り切れの人気弁当も

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 仙台駅2階中央改札前コンコースで10月9日から、同14日の「鉄道の日」を記念して毎年開催される恒例の「駅弁祭り」が始まった。

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 常時45~50種類の駅弁が販売され、「駅弁の種類が日本で最も多い駅と言われる」(東日本旅客鉄道仙台支社のイベント担当者)仙台駅。同イベント期間中は、全国の駅弁も加えて約100種類の駅弁が楽しめる。

 14回目を迎える今回は「海鮮駅弁 大漁まつり」をテーマに、「ウニをぜいたくに盛り込んだ」旭川駅の「蝦夷わっぱ(ウニ)」(1,000円)、「あふれんばかりにカニを敷き詰めた」福井駅の「越前かにめし」(1,100円)、仙台駅初登場となる秋田駅の「素潜り天然あわび丼」(1,100円)など35種類の海鮮駅弁を販売。

 そのほか、「毎回人気を集める」という群馬・横川駅の「峠の釜めし」(900円)、山形・米沢駅の「牛肉どまんなか」(1,100円)などの有名駅弁や、歴史ブームに合わせて伊達政宗や直江兼嗣をモチーフにした「武将系」弁当も用意。期間中毎日、全56種類延べ約1,000個を販売する。価格帯は480円~1,400円。

 初日は開催時間前から多くの駅弁ファンや市民が来場し、人気の弁当はオープンから1時間を待たずに売り切れた。同担当者は「北海道から広島まで23駅の名物駅弁を用意し、鉄道グッズなどもそろえている。駅弁ファンや鉄道ファンのみならず、仙台・宮城の皆さまや観光客の方にも足を運んでいただければ」と話す。

 開催時間は11時~13時(売り切れ次第終了)。12日まで。

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