仙台・錦町公園に野外「純米酒バー」-「定禅寺ジャズフェス」に合わせ

昨年の「純米酒BAR」の様子。2年目となる今回は大幅に銘柄を増やして行う

昨年の「純米酒BAR」の様子。2年目となる今回は大幅に銘柄を増やして行う

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 9月12日・13日に開催される「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」に合わせ、今年も錦町公園(仙台市青葉区本町2)に「純米酒BAR」がオープンする。

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 同イベントは、学生や主婦、会社員、商店主らが参加する「宮城純米酒サポーターズクラブ」が、「宮城の日本酒の素晴らしさをより多くの人に知ってもらいたい」と企画し昨年初めて開催。2日間で約1,200杯を販売し、「日本酒離れ」が叫ばれる若い年代も多く利用したという。

 昨年の反響について、同クラブ代表の早坂久美さんは「果たして人が来てくれるのか不安だったが、予想以上の人に来ていただくことができた。宮城の日本酒を愛してやまないサポーター個人個人が、身近な友だちや大切な人に思いを伝えたことによる『人のつながり』が大きかった」と振り返る。

 今年は「宮城県酒造組合」協力の下、県内16の蔵が参加し、各蔵を代表する銘柄を日替わりで提供。主な参加蔵と出品銘柄は、金の井酒造「綿屋」、萩野酒造「萩の鶴」、一ノ蔵「すず音」、阿部勘酒造店「於茂多加 男山」、石越醸造「澤乃泉」、山和酒造店「山和」、佐浦「浦霞」、寒梅酒造「宮寒梅」など。8銘柄から3銘柄をセレクトできる「利き酒セット」や、オリジナルの日本酒カクテル、県内の女子大生が考案した「女子大生カクテル」なども用意する。価格は1コイン制で、すべて500円。

 期間中は公園内にテントブースを設け、バーカウンターとスタンディングタイプのテラス席を開設。早坂さんは「普段は日本酒を飲む機会がない方もぜひ立ち寄っていただきたい。市内が音楽一色に染まる『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』のスタイリッシュな雰囲気の中で、日本酒の新しい楽しみ方をお伝えできれば」と意気込む。

 開催時間は11時~18時。

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