仙台のクラブ「yankee court(ヤンキーコート)」(仙台市青葉区一番町3)で7月12日、食と音楽のコラボイベント「SENDAI FOOD CONVENTION」が開催される。
イベントは20~30代の若手オーナーが経営する市内の飲食店6店舗が共同で開催。参加店舗は、焼鳥専門店「火鳥」、鷄料理専門店「縁」、フードバー「berkana(ベルカナ)」、DJラウンジバー「Vinyl diz(バイナルディズ)」、カレー専門店「Yaman(やまん)」、ラーメン専門店「くろく」。
「仙台にはこだわりのある個人経営の小さな店がたくさんあるが、大手チェーン店と比べて前に出る機会が少ない」と話す、火鳥オーナーの亀井龍之介さん。そんな市内の飲食店を盛り上げようとイベントを企画した。
会場内にはフード、ドリンク、音楽の3つのブースを用意。フードブースでは6店舗が30分ごとに各店舗「自慢」のスペシャルフードを約10種類提供。メニューの一例は、砂肝とハツを低温の香味油で仕上げた「コンフィ串」(火鳥)、「比内地鶏のリエットと夏野菜のポン酢ジュレ寄せ」(縁)、トマトジュレとモッツァレラチーズを生ハムで巻いた「スティックカプレーゼ」(ベルカナ)、「チキン&キーマのツインカレー」(やまん)など。ドリンクブースでは、各店舗の「イベント限定スペシャルドリンク」を全品500円で提供する。
音楽ブースでは各店舗のオーナーやスタッフが交代でDJを務めるほか、仙台を拠点に活動するボーカリスト・satokolab(サトコラボ)さんがライブも行う。
「参加店を知っている方にはお客さん同士の交流を楽しんでいただき、まだ店に来てもらったことのない方には各店舗の雰囲気を知ってもらうきっかけになれば」と亀井さん。「こうしたイベントを通して切磋琢磨(せっさたくま)することが同業者同士の刺激になり、仙台の活性化にもつながると思う」と話し、「今後も継続したいと考えているので、共感していただけるオーナーさんにはどんどん参加していただければ」と呼びかける。
開催時間は18時~。料金は2,000円(フード食べ放題、スパークリングワイン1杯付き)。