九州発祥の白いたい焼き「元祖 白いたいやき 尾長屋」のフランチャイズ(FC)店が仙台市内に相次いでオープンし、話題を集めている。
「尾長屋」のたい焼きは材料にタピオカでんぷん粉を使用し、白い外皮とモチモチとした食感が特徴。現在まで全国に80以上のFC店を展開し、仙台では今年4月にオープンした「仙台免許センター前店」(泉区市名坂)を皮切りに、「国分町店」(青葉区国分町2)、「仙台中倉店」(若林区中倉2)と出店が加速。今後も県内で数店舗の出店が予定されている。
6月23日には「黒松店」(仙台市泉区黒松3、TEL 022-344-7115)がオープン。同店オーナーの見立和娃樹さんが、「お餅かと思うほどの食感に驚き、宮城にもこのおいしさを広めたいと考えて」出店した。店舗面積は10坪。
メニューは、北海道産の無添加小豆を使用した「黒あん」「白あん」「カスタード」(各130円)のほか、「チョコ」(140円)や1日限定50個の「抹茶」(140円)を用意。7月からは「冷やしてもおいしい」(同)という皮の特製を生かした季節限定メニュー「冷やしたいやき」(マンゴーチーズ・ストロベリーチーズ・ブルーベリーチーズ、各160円)も販売を始める。
住宅街にある同店にはオープン初日、学生や主婦など約500人が来店し、約2,000個を売り上げた。見立さんは「たい焼きが生まれてから今年でちょうど100年目と言われているが、今までのイメージとは異なるたい焼きを食べてビックリしてほしい」と話す。現在はテークアウト専門だが、「今後はイートインスペースを設けたい」とも。
同店の営業時間は10時~20時。