
仙台市が5月7日から、1泊最大4,000円引きとなる宿泊促進キャンペーン「仙台トク旅」の予約を受け付けている。
新型コロナウイルス感染症で落ち込んだ経済対策の一環として2020年度から2023年度に行った同事業。物価高騰の影響を受けた生活者や事業者を支援するため、本年度の実施に踏み切った。
仙台市観光戦略課企画調整担当課長の渡辺宗太さんは「ゴールデンウイーク後の旅行需要が落ち着いた6月を中心に、誘客を後押ししたい。全国から3万人以上の誘客を期待している」と話す。
市内112施設が対象。宿泊料金が1人1泊30%(最大4,000円)引きとなる。連泊の場合は最長3泊。施設一覧はウェブサイトに掲載し、値引き額や宿泊プラン、予約方法は施設により異なる。16日現在、8施設が第1弾分の販売を終了している。渡辺さんは「普段より気軽に宿泊施設を利用できるので、気になる方は早めにサイトをチェックしてもらえたら」と呼びかける。
対象は5月26日チェックイン分~7月17日チェックアウト分。期間内でも予算上限に達した時点で受け付けを終了する。期間中、キャンペーンを利用しアンケートに回答した人を対象に、抽選で約300人に仙台市の名産品(3,000円~1万円相当)を進呈する。