宮城県と仙台市は7月17日から、「宮城・仙台アニメーションコンテスト」の応募作品を募集している。
同コンテストは、「デジタルコンテンツ分野における宮城・仙台地域の認知度向上」「地域のデジタルコンテンツ文化の普及や関連人材の発掘、育成」などを目的とするもので、今回が初の開催。
募集作品はアニメーションが使われていることを条件とするが、CG、パペット、クレイ、ドローイングなどの手法は問わない。自由部門と子ども向け教育アニメーション部門を設け、いずれも提出物は企画書とシナリオ概要、キャラクターデザイン画、絵コンテ(任意)、サンプル動画(任意)。
コンテストでは最優秀賞1点と優秀賞数点を決定するほか、宮城県内企業による「アニメのドラフト会議」にかける作品を選出する。会議でマッチングに成功したクリエーターと県内企業は県の制作支援などを受けながら、パイロットムービーと数本のシナリオを制作。完成したムービーは、来年3月開催予定の「(仮称)宮城・仙台アニメーショングランプリ」をはじめとする国内外の展示会や商談会に対して出展を支援するという。
応募資格に制限はないため県内外のクリエーターが応募可能だが、県の事務局では「募集にあたっては仙台市内のアニメ関係の専門学校や大学、県内の作家さんを中心にお声掛けしている。県内の多くの方々に応募してほしいと考えており、結果的に今回のイベントが県内クリエーターを発掘する機会となれば」と期待を寄せる。
事務局では「アニメ作品が宮城・仙台から世界に向けて発信されることを、地域としてお手伝いさせていただきたい。人々に感動を与えるオリジナルアニメの企画・作品を心待ちにしている」と話す。募集は8月31日まで。
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