仙台フォーラス(仙台市青葉区一番町)内で営業を続けていた「タワーレコード仙台」が8月8日に閉店し、8月23日に開業する仙台パルコ(青葉区中央1)内に移転オープンする。
「TOHOKU ALTERNATIVEがんばれ!東北」ポスターに宮城県出身の宮藤官九郎さん
同店は1985年に国内4店舗目、初のファッションビルテナントとしてオープン。出店から24年目を迎えたが、近年の急速な開発やさまざまな店舗の出店で商圏として注目を集めている駅前エリアへの移転を決めた。
新店舗の名称は「タワーレコード仙台パルコ店」。売り場面積はこれまでの200坪から300坪に増床し、在庫は2万5千万枚増の10万枚をそろえる。試聴機70台、大型プラズマモニター7台を設置し、CD約400枚の試聴が可能。「仙台はチャート上位を占める楽曲よりも、ファンク、ヒップホップ、クラブ系のアイテムが強く、地元アーティストを含め、コアな音楽ファンが多いと感じる」(店長)ことから、クラブミュージックやインディーズを含むJ-POP売り場を広く設ける。ジャズやクラシックなど専門性の高いジャンルも拡張し、「新しい音楽に触れられる売り場作り、幅広い年代のお客様に満足していただける売り場構成を目指す」(同)という。
開店後はオープニングキャンペーンとして、3,000円以上の利用客(各日先着300人)を対象にオリジナルタンブラーをプレゼントするほか、ポイントサービスなども実施。9月3日まで。
「仙台の音楽シーンをより一層盛り上げ、震災で苦しむ東北の方々を元気づけることを目指して」(同)、東北出身のアーティストを起用した「TOHOKU ALTERNATIVEがんばれ!東北」のメッセージポスターを掲出する応援企画も行う。
同店では、「これまで以上にライトユーザーの来店や新規顧客の獲得にも力を入れ、インストアイベントなどの施策にも積極的に取り組んでいく」としている。
営業時間は10時~21時。
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