仙台市中心市街地で1月2日、正月恒例行事「仙台初売り」が行われる。
藩政時代から続く仙台の伝統的な正月行事「仙台初売り」。商店街の各店が一斉に営業を始め、福袋目当てに前日からの徹夜組や早朝から開店を待つ客が長い行列を作るなど、毎年にぎわいを見せる。全国でも認知度が高く、各商店街では鏡開きや太鼓演奏、甘酒・お汁粉の振る舞いなどで客へ「おもてなし」するのも特徴。
仙台の老舗百貨店「藤崎」(一番町3)では、ファッション・食品・リビング用品・呉服・宝飾品・服飾雑貨など、全館合わせて5万個の福袋を販売。「Let’s begin“さあ、はじめよう!”」をテーマに、「センダイガールズプロレスリング 仙女体験福袋」(限定10人、1万5,000円)、「農業で住みます芸人in 仙台×FUJISAKI 仙台坪沼米オーナー権福袋」(限定15人、1万5,000円)、「走って健康!ラーニング・ランニング福袋」(限定20人、3万5,000円)、「大切な方への贈り物 世界にたったひとつの絵本福袋」(限定2人、13万円)など、「新年を迎え新しいことを始めたい皆さまを応援する福袋」も用意する。
仙台三越(一番町4)では、ファッション・食品・リビング用品・寝具用品・化粧品・宝飾品・服飾雑貨など、全館合わせて5万個の福袋を用意。「夢の福袋」として、「仙台三越1日子供店長体験福袋」(限定3袋、2,017円)、「山形県黒澤ファーム農業体験福袋」(2人1組・限定6組、2万7,000円)、「仙台うみの杜水族館 お泊まり飼育係体験福袋」(1家族4人まで・限定5袋、3万4,560円)、「ティーナ・カリーナ『ひとり昭和歌謡祭』コンサート出演権 主役はあなた!2000人の前であなたの歌声を披露しよう!」(限定1袋、20万1,700円)など、体験型福袋も用意する。
主な商業施設の初売り開始時間は、イービーンズ(中央4)・仙台フォーラス(一番町3)=7時、仙台パルコ本館(中央1)・仙台パルコ2(中央3)=7時30分、エスパル仙台(中央1)・さくら野百貨店(中央1)・藤崎(一番町3)・仙台三越(一番町4)=8時、仙台ロフト(中央1)・アエル(中央1)=9時。