仙台・錦町公園そばに5月12日、和風居酒屋「旨味や 典眞ノ蔵(てんまのくら)」(仙台市青葉区本町1、TEL 022-721-1184)がオープンした。
オーナーの砂田篤士さんは仙台や東京の飲食店などに勤務して経営を学び、今年3月に独立。同店のオープンに向けて準備を続けてきた。店名は、基本に忠実という意味を持つ「典眞」と、強くしなやかに未来へ羽ばたくという意味を込めた「天馬」から名付けた。店内は茶色を基調とし、和風でシンプルな落ち着いた空間が特徴。店舗面積は33.6坪で、客席数は50席(カウンター8席)。店内入り口には小上がり席も用意し、2人で利用できる。
同店のコンセプトは「食へのこだわり」。岩手の南部どり、仙台で創業120年の歴史を持つ上村豆腐店の豆腐、宮城県大崎市のササニシキなど、東北を中心に全国の厳選された素材を使用する。ディナーメニューは「南部どりの笹身刺」(650円)、「胸肉と皮の抱身串」(200円)、「炙りとろレバーポン酢」(480円)、「ガーリックライス」(650円)、「バナナとこし餡のシナモン春巻きバニラ添え」(480円)など、約40種類。ランチメニューは「南部どりの親子丼」(780円)など3種類を用意。
ドリンクは、ビール、日本酒、ワイン、梅酒、焼酎、酎ハイ、ソフトアルコールなど60種類以上。日本酒は東北の地酒を提供し、2週間ごとにラインアップを変更するという。
メーンターゲットは30~40代のOLやビジネスマン。オーナーの砂田さんは「オフィス街なので会社帰りに、同僚や友だちと『1日のお疲れさま』に利用してもらえれば」と話す。平均客単価は3,800円。
営業時間は、ランチタイム(平日のみ)=11時30分~14時、ディナータイム=17時~23時。日曜・祝日定休。
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